ツメタ貝 採り方・食べ方

ツメタ貝


貝の特長 殻幅5センチ程度に達する中型の巻貝です。肉食性であり、アサリなど二枚貝を捕食します。
湾内の干潟、砂地などに生息しています。
採集方法 5月頃に、茶碗をかぶせたような形に卵塊を作り、その形から通称「砂茶碗」と呼ばれています。
愛知県知多半島では「うんね」と呼び、塩もみして正食するほか、煮付けやおでんの具として食べられています。
三重県南部では「ばんちょう」と呼び、甘辛く煮付けて食べられています。
持ち帰り方 海水で貝のぬめりを取ります。
バカ貝が有れば、柔らかい貝殻なので、1番上に入れます。
出来れば、クーラーボックスに多めの海水を入れます。
海水が無ければ、貝の水を切ってクーラーボックスに入れます。
砂抜き用の海水を、ペットボトルに入れて持ち帰ります。
砂の出し方 砂出し方法
  1. 真水で貝同士をこすり洗いして、貝のぬめりを取ります。
  2. ボールや鍋などに貝を入れて、海水か又は3%程度の塩水で浸します。
  3. 下に新聞紙を引き、上にも新聞紙か蓋をして暗くしておきます。
潮の吐かせ方 実際に食べる前には、1時間ほどザルに置いて置きます。
 (この間に塩水を出してくれます。)
冷凍保存する方法 砂出しした貝を真水で洗い、調理で使う1回分ずつ袋に入れて冷凍庫に入れます。
食べる時は解凍せずに、凍ったままで調理します。
ゆでた汁も冷凍保存できます。炊き込みご飯などに用いると風味が上がります。
食べ方レシピ 煮付け


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